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zoom RSS 今日の宝物

<<   作成日時 : 2018/04/05 00:00   >>

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今日の宝物は良い話題ではない。

人生が終わるまでの時間は、なるべくならば有意義でありたい。

時にはすごろくみたいに後退する事もあるだろう。

一日一日、見落とせば脆く崩れ去る。

今年の二月に立てた私の人生設計。

前向きでも後ろ向きでもない天審を待つようなものだったが、意味合いとしては似たようなもの。

二軒先の方が自死された。


午後、少しせわしない感じの訪問者から事の事情を聞いた。

なまじ父が役員をしているので、今後の対応など最低限しておくべき事を伝えに来られたのだが、

知りたい話ではなかった。

春には間接的に筍を頂いていたおじさんの息子さんであった。

ここに息子さんが居たことを、私は知らなかった。

幽居されていたのか、見かけたこともなかったからだ。

夏には、お孫さんらしき高校生くらいの男の子を見かけることはあった。

憂鬱な季節をわざわざ乗り越えて、どこもかしこも桜色に染まるこの時期に決めていたのかな。

春の陽気に少しは楽になっていた心が沈みそうだ。

急激に眠気が襲って来て、ベッドに入ってみたら途端、眠りにくくなった。

不憫でもなく、闇い陰だけを残した。

こんな身近で、不気味な現実が転がっている。

社会問題になる所以。

明日は、我が身。

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ふれあい喫茶(地域で時々催される)で戦争体験のあるおじいさんが、その頃の話を皆さんにしんみりと聞いてもらっていたことがありました。

母は父に“貴方には解らないんじゃない?”と皮肉を言っていた。

生きていることが奇跡であり、自死などバチが当たるに相当する。

けれど戦争を知らない世代にはなかなか通じない。

ちょっとしたことがもう耐えられない。

無駄に繰り返されるだけの意味の無い生活を終わらせよう。

後者のこの気持ちが私にも解り過ぎてしまう。

だから辛いのだ。

堂々巡りだから。

どんな人のどんな素晴らしい言葉も通じない。

解決方法なんて何処にもない。


母が居なければ、私も先々どうなるか判らない。

そんな不安はあるが、今この瞬間はまだ、朝目が覚めたら

“あ゛・・・今日も生きてた・・・。”

で一日をやり過ごすことが出来ている。


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桜は見よう。

それだけでも人間として心の綺麗な人であったことが窺える。

週末まで降らないはずの雨が突然降り出した。

春の日差しさながらの午前中とはうってかわって暗い雲に覆われた。

あそこに見える灯りがまだ午後三時なのに、はっきりと分かる。(参照)

風が泣いているみたいだ。

“お父さん、ごめん”

そう、聞こえたような気がした。





道端を歩きながら、虎生が腰を下ろしてくつろいでいた場所に目をやった。

同じく、幽居している虎生に無性に会いたくなって目頭が滲んだ。


情けないな。。。


僅か数歩先に、自分と同じ、人生に戸惑いながら数日前まで生きておられた方が居たその事実に、

いたたまれなくなった。。。











故人のご冥福をお祈り申し上げます。













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